入れ歯治療
入れ歯が合わないなどのお悩みをぜひご相談ください

今お使いの入れ歯で何かお困りのことはありませんか?患者さんのお話しを聞いていると、多くの方が、噛み心地や安定感に不満を感じているようです。当院の入れ歯は、噛み合わせを重視したしっかり噛める入れ歯です。その方に最適な治療プランや厳選した素材を使い、お口に合わせてお作りしますので、入れ歯でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
当院の入れ歯治療の特徴
特徴1 28年の経験で磨かれた技術

当院の院長 幸田 起英は、歯科医師として28年以上(※)に渡り、入れ歯治療を手がけてきました。
よく噛めて痛みがなく、外れない入れ歯作りには、「精密な型取り」と「噛み合わせの分析」が必要です。こうした治療は、院長のように、磨かれた確かな技術と豊富な経験を持った、入れ歯治療を得意とする歯科医師だけが行えます。入れ歯が痛い、噛めない、外れるというお悩みをお持ちの方は、ぜひご相談ください。
訪問歯科で培った入れ歯治療の技術
院長は、28年以上(※)に渡る訪問診療の中で、ご高齢の患者さまの入れ歯治療も数多く経験してきました。ご自宅または介護施設で行う訪問診療では、患者さまのお身体の状態や設備面の制約が多い中で、入れ歯の製作・修理・調整をする工夫と技術が必要です。
このような限られた条件下での治療経験が診療室での診療にも活かされ、より快適に使える入れ歯の製作に結びついています。
※2022年現在
特徴2 とことんこだわる噛み合わせ

噛み合わせ位置のずれや、入れ歯の内面(歯ぐきと接する部分)と歯ぐきの間に隙間があると、痛くて噛めない、外れやすい入れ歯になってしまいます。
快適に使える入れ歯にするには、噛み合わせ位置を正確に把握し、天然の歯があった時の噛み合わせを入れ歯で再現することが重要。入れ歯の内面と歯ぐきの間に隙間のない、しっかりフィットする入れ歯を作ることができれば、痛みもでにくく、噛みやすい、外れにくい入れ歯を作ることができるのです。
そのような入れ歯を作るために幸田歯科医院では、日常生活の中での、あご・唇・頬の筋肉、舌の動きなどを記録し、歯の噛み合わせとお口周りの筋肉の動きを把握します。また、検査開始前に歯ぐきに炎症があると精密な型が取れなくなるため、あらかじめレーザー治療を行ってから型取りを行います。さらに、以前にお使いになっていた入れ歯での型取りも実施します。
これらの細かい検査と準備が、お口にフィットし噛みやすい入れ歯の完成につながるのです。
入れ歯でも若々しい口元に
当院では機能面だけでなく、見た目にもこだわった入れ歯作りを行っています。入れ歯にしたら急に老け顔になったなどと言われないように、患者さまのお顔に合わせて人工歯の並べ方や形を決め、見た目にも自然な、若々しい口元になる入れ歯作りに心がけています。そのため、患者さまの若い頃の写真を参考にさせていただくこともあります。
特徴3 外れにくい、歯ぐきに吸い付くような入れ歯

何度も型取りをして作った入れ歯が3~4ヶ月で合わなくなり、修理・調整を繰り返したり、作り直した経験はありませんか?歯ぐきの形状は年齢やお口の環境とともに変化するため、一度作った入れ歯が合わなくなることがあります。
当院では、そんなお悩みを解決する入れ歯を取り扱っております。入れ歯の内面(歯ぐきと接する部分)が歯ぐきにフィットしやすい構造になっている「マルチディンプルデンチャー」という入れ歯です。
入れ歯の内面に吸盤状の突起をつけることで、歯ぐきに吸い付きやすくなっているマルチディンプルデンチャーは、ものを噛んでもずれにくく外れにくい、安定した噛み心地が得られます。
マルチディンプルデンチャーは自費診療ですが、ほかの自費診療の入れ歯と比べれば安価です。入れ歯に大きな金額はかけられないけれど、保険診療の入れ歯よりもよくフィットする入れ歯が欲しいという方にお勧めいたします。
特徴4 ボトックスやデンタルエステで快適さを追求

幸田歯科医院では、入れ歯治療をサポートするケアとして、ボトックスやデンタルエステを導入しています。驚く方がいらっしゃいますが、これらのケアはお顔の見た目を若々しくさせるだけでなく、入れ歯を長持ちさせるのに効果的です。
噛む力が強い方、食いしばり癖のある方にはボトックス
ボトックス注射は、噛む力が強く、食いしばり癖があるせいで入れ歯が割れやすい方にお勧めの治療法です。
ボトックスとは、筋肉の強張りを緩める作用を持つボツリヌス菌のタンパク質。これを注射するとお口の周りの筋肉が緩むため、噛む力や食いしばる力が弱まり、入れ歯が割れにくくなります。その上、シワの改善にも効果的です。
唾液を出やすくするマッサージで入れ歯のフィット感を高めます
入れ歯のフィット感を高めるために、唾液腺(お口の中の唾液を出すところ)近くのお口やお顔のマッサージを行っています。
入れ歯と歯ぐきの間に空気が入ってしまうと、吸盤が外れる時のように入れ歯が外れやすくなります。そこで、マッサージで唾液腺(お口の中の唾液を出すところ)を刺激し唾液を出やすくします。空気の代わりに唾液で入れ歯と歯ぐきの間を満たしてあげれば、歯ぐきへの吸い付きが良くなって外れにくくなるのです。
さらにデンタルエステでリンパマッサージを行うと、お顔の筋肉やリンパがほぐれ、肩こりの改善、お口周りのしわの改善、見た目の若返りなどが期待できます。
入れ歯の種類(自費)
スマイルデンチャー

金属製の留め金のない見た目が自然な入れ歯です。スマイルデンチャーは残った歯への負担が少なく、お口の中での安定性があり、噛みやすい入れ歯です。また、見た目を気にせず人前で笑えるようになります。
部分義歯(上下顎どちらか) | 88,000~400,000円(税込) |
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治療のリスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯に負担がかかります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作成が必要になる可能性があります。
コンフォートデンチャー

柔らかくて弾力性のある生体用シリコンを使用しており、噛んだ時の歯ぐきへの負担を減らせる入れ歯です。また、お口の粘膜によくフィットするので、外れにくくなります。
上下総義歯 | 890,000~1,150,000円(税込) |
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部分義歯(上下顎どちらか) | 140,800円~465,300円(税込) |
治療のリスクや副作用:定期的に調整する必要があります。汚れが付きやすいため、1~2年を目安にシリコン部分を交換する必要があります最初は入れ歯の厚みに違和感を感じる可能性があります(強度を確保するために必要な厚みです。次第に慣れますのでご安心ください)まれにシリコン部分が剥がれる場合があります。あごの骨が痩せると合わなくなり、調整(修理)が必要になる可能性があります修理に時間がかかります。
金属床義歯

歯ぐきとの接触部分が金属性の「金属床義歯」も当院でお作りできます。強度と耐久性があり、入れ歯の厚みが薄いため違和感が少ない入れ歯です。入れ歯でも飲食物の温度を感じやすく、食事がおいしく感じられるようになります。
上下総義歯 | 410,000~610,000円(税込) |
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部分義歯 | 110,000~440,000円(税込) |
治療のリスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーが出る可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
マルチディンプルデンチャー

入れ歯の内面に吸盤状の凹凸をつくることで、歯ぐきに吸い付きやすくする入れ歯です。歯ぐきにしっかりフィットし、噛んでもずれにくく、外れにくい、安定した噛み心地を得られます。
上下総義歯 | 88,000円(税込) |
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治療のリスクや副作用:装着後、約1週間は歯ぐきがまだ入れ歯に慣れていないので、入れ歯が外れやすいことがあります。歯ぐきに凹凸の跡がつくことがあります。年に約1回くらいは再製作が必要です。
柔らかく快適な総入れ歯 reva(リーバ)

デジタル技術のお口にフィットする入れ歯
「リーバ」は、現在ご使用中の総入れ歯の形状をデジタルスキャンで正確に捉え、3Dプリンター技術で作成する総入れ歯です。
歯茎に当たる部分に、利用者の口の形状に合わせた柔らかいクッション加工を施すので、総入れ歯によくある「痛み・がたつき・強く噛めない」などの悩みを緩和します。
最短2回の通院で快適な総入れ歯へ
ご使用中の入れ歯をお口に合うように調整した後に3Dスキャンするだけなので、最短2回の来院で完成させることができます。
※症例によっては2回以上かかる場合もございます。
すぐに複製が作れる
「リーバ」をご利用中に落として割ってしまったり、失くしてしまった場合にも、初回の製作時にスキャンしたデータと3Dプリンターを用いて、すぐに複製の製作が可能です。
リーバ(クッション加工あり)/床 | 132,000円(税込) |
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複製料金(1回作ったリーバと同じものをもう1つ作った場合) | 53,900円(税込) |
リーバハード(クッション加工なし)/床 | 72,600円(税込) |
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複製料金(1回作ったリーバと同じものをもう1つ作った場合) | 29,700円(税込) |
リーバホワイト(治療確認用、完成義歯のコピー義歯又はスペア義歯として)/床 | 27,500円(税込) |
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複製料金(1回作ったリーバと同じものをもう1つ作った場合) | 20,900円(税込) |
保険の入れ歯
保険でもしっかり噛める入れ歯

保険の入れ歯でも手は抜きません。最善をつくして入れ歯をお作りします。それでも満足できないときは、自費の入れ歯を提案します。
患者さんのご要望を伺いながら、見た目にも自然な入れ歯、厚みを薄くした入れ歯、外れにくい入れ歯など、さまざまな種類の中から、患者さまのご希望に合わせてお選びいただけます。
入れ歯治療の流れ

STEP1.ご来院・受付
保険証や診察券のご提示(再診の場合のみ)、問診票の記入を行っていただきます。


STEP2.ご相談・カウンセリング
問診・カウンセリングはカウンセリングルーム、診察台で行います。
ヒアリングでは、治療へのご希望、治療に対するご不安、過去の治療で嫌だった点、現在、治療中のご病気の有無などをお伺いします。


STEP3.検査・診断
初診時に行う検査には、レントゲン撮影、検査器具(ミラー、探針)を使った検査を行います。
歯科ドックとして、虫歯や歯周病の原因を探る血液検査を行こともあります。


STEP4.現在使用中の入れ歯の調整
現在使用中の入れ歯を、少しでも噛めるように調整します。お使いの入れ歯で痛みを感じている場合には、痛みを少なくする調整を行います。


STEP5.治療計画の説明
検査結果に基づき、現在のお口の中の状態をご説明し、治療方針をお伝えします。また、その治療法のメリットとデメリットもご説明します。さらに、治療にかかる費用と治療に要する期間についてもお伝えします。


STEP6.治療
歯周病や虫歯がある場合には、まずその治療を行います。
次に、あごの形や頬の動きの型を取ります。この型取りを基にして模型を作り、咬合器を使って噛み合わせの位置を決めます。最後に、歯科技工所で入れ歯を作成します。


STEP7.入れ歯の完成・装着、メインテナンス
入れ歯のお手入れ方法のレクチャー、入れ歯を支える歯ぐきや入れ歯のガタつきのチェック、残っている歯のクリーニング(PMTCやスケーリング)を行います。また、歯周病と虫歯のチェックを行い、適切な歯磨きの方法をお教えし、食生活へのアドバイスも行います。